募集型座談会
【電力系統技術委員会(給電用語調査専門委員会)】
題目 | 環境変化を踏まえた給電業務に係る設備・運用の現状 |
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日時 | 9月5日(火)9:30 ~ 12:00 |
会場 | 第1会場(1号館301) |
概要 |
電力システム改革が進み、様々な電力取引市場の開設、需給運用の広域化、再生可能エネルギーの急速な連系拡大など給電運用業務を取り巻く環境が大きく変化したこと、さらには給電運用システムの機能の充実および高度化に伴い、新たな給電用語が増えている。 本調査専門委員会では、給電運用業務の現状について調査を行い、調査結果を給電用語の解説として取りまとめていることから、給電用語を軸に給電業務に係る設備・運用等について解説を行う。 |
【電線・ケーブル技術委員会(最新技術による架空送電線の保守・保安の高度化専門委員会)】
題目 | 最新技術による架空送電線の保守・保安の高度化 |
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日時 | 9月5日(火)9:30 ~ 12:00 |
会場 | 第6会場(10号館2208) |
概要 |
再エネ発電設備の増加に伴う保守管理設備の増加や高経年設備の増加などにより架空送電設備の保守業務量は増加している。また、架空送電設備は台風や豪雨、地震といった自然災害が発生するような非常時においても電力は供給を止めることのできない重要インフラであり、保安業務の確実な継続が求められる。一方、高齢化や新規入職者の減少により電気保安に携わる人材不足が懸念されており、限られた人材で電力の安定供給に向けた保守・保安業務の実施が求められる。 これらの課題を克服するため、ロボットやドローン、センサやカメラ等にIoTやAIを組み合わせて、設備異常の検知や事前に予測するシステムの構築など、最新技術を導入した架空送電設備の保守・保安業務の高度化が期待される。 そこで、架空送電業界における「保守・保安業務の高度化に役立つ最新技術の開発動向」について幅広く調査するとともに、体系的に整理・解説する。 |
【新エネルギー・環境技術委員会(洋上風力発電の現状とその普及の鍵となる電力技術調査専門委員会)】
題目 | 洋上風力発電の現状とその普及の鍵となる電力技術 |
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日時 | 9月6日(水)9:30 ~ 12:10 |
会場 | 第10会場(10号館2407) |
概要 |
大規模洋上風力発電が日本において本格的に建設・運用される時代を迎えている。しかし,大規模洋上風力発電の実績がほぼゼロの日本において,今後急速に建設が進む洋上風力発電の適切な設計・運用,さらには事故やトラブルの防止のためには,発電所が設計・建設される前の段階から十分な調査研究による情報収集や要素技術の精査を行わなければならない。 以上の背景から,本座談会では,洋上風力発電に関する電力技術について,現状および技術的課題を調査した結果を紹介し,今後に寄与する討論を行う。 |
【新エネルギー・環境技術委員会(島嶼/スマートコミュニティ等における再生可能エネルギーが大量導入された系統の電力供給・需要の特徴調査協同研究委員会)】
題目 | 島嶼/スマートコミュニティ等における再生可能エネルギー大量導入に向けた動向と課題 |
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日時 | 9月6日(水)13:30 ~ 16:00 |
会場 | 第2会場(1号館303) |
概要 |
日本では「2050年カーボンニュートラル」の実現に向けて再エネの主力電源化が求められている。また、環境省による再エネの導入見込量は、2030年で28%、2050年で55%との報告がある。この報告に基づき再エネによる発電が普及するものと仮定すると、再エネ発電設備や蓄電設備などの制御、運用手法は、従来とは異なる手法が要求されるものと思われる。そこで本委員会は、再エネの導入率が高い島嶼地域を中心として、再エネ発電設備の運用状況、蓄電設備の制御運用技術などについて整理した。現在までの調査結果を報告するとともに、幅広い意見を収集するため座談会を開催する。 |
お問い合わせ
電気学会 事業サービス課 電力・エネルギー部門大会担当 (pes@iee.or.jp)